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Solar eclipse - 日食の見方
日食の観測の仕方
日食のことはよく聞くけれど、どこまで、特別なのでしょう。
何に注意して、どのように日食を観測すればいいのでしょう?
ここでは、日食の観測に必要な全ての事項をご紹介します。
何が起こる;
日食には、4つの過程があります。
第1接触は、部分日食で、月が、太陽を覆う位置に移動し、通常1時間から、1時間以上続きます。
第2接触は、月の起伏した表面を通過する太陽光線が点々と見えるベイリーズ・ビーズを観測することができる時。
日食過程の間、月の背後から漏れる太陽光線の一部分だけが観測できる、ダイアモンド・リングという現象が起こります。
この過程の後、月が太陽を覆い太陽の円光だけとなり、コロナが見え、皆既日食へと続きます。
皆既日食の間、気温が下がり、(とても寒くなることが予想されるので、カーディガン等の持参をお忘れなく。)空が暗くなります。動物や鳥たちは、この突然の暗闇に気付き、静かになります。ここで、眼を傷めずに、太陽を直接観測することができます。皆既日食は、数分しか続きません。2012年11月14日の皆既日食は、およそ2分で、6:38amに始まり、6:40amに終了します。(東オーストラリア、スタンダード時間)
第3接触は、2つ目の過程が起こっているのと似ていて、ベイリー・ビーズとダイアモンド・リングを見ることができます。第4接触は、月が太陽から、離れ始める部分日食過程で、太陽の光線が戻ってきます。
何を持参する;
何が必要でしょう?日食マラソンツアーの一員なら、何も必要ありません。
全てのランナーと観衆の方々に日食観測用の特別日食観測グラスを用意しています。
が、日食の全過程を観測される場合、2,3時間はかかるので、十分な飲み物と日焼け止めをお持ちいただくことをお勧めします。
サングラスでは、十分ではありません。さらに詳しい日食の過程を見届ける為、双眼鏡や望遠鏡をお持ちいただいても結構です。皆既日食現象中の気温の低下の為に、カーディガンやセーターをご持参ください。
安全の注意事項;
肉眼での太陽の観測は絶対にしないでください。目の損傷の理由となります。
皆既日食になるまで、双眼鏡や望遠鏡の使用は避けてください。 ウェルダ―ズのゴーグルは、使用可能ですが、14以上でご使用ください。
双眼鏡や望遠鏡に拡大用のゴーグルの使用はしないでください。太陽の熱を蓄積し、フィルターの破損、損傷の理由となります。
日食観測のアドバイス;
皆既日食の前と後に影の帯を見るようにしてください。平らな表面にあまり暗くない特有の影が現れます。見ないようにするのが難しいスポットです。
赤く明るい点が、月の周りを形取ります。双眼鏡で観測が出来、”プロミネンス”と呼ばれています。
日食のイメージを他のものに映してみるといった、ピンホール式日食観測器を作ることで、日食を安全に観測出来ます。
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